岡山県

津山(津山市)

福岡から但馬の郷里に向かうときは中国自動車道を津山インターで出て、国道53号線で鳥取へ向かうルートを取った。何回か往復するうち津山で「途中下車」した。美作の中心都市で、城下町、宿場町でもあった津山には予想以上に重厚な町並みが残っていた。

勝間田町(津山市)98・08・16 F8
津山駅の東側、旧出雲街道に沿った勝間田町辺りに古い町並みが一番色濃く残っていた。絵を左右に横切っているのが出雲街道で、平入りの商家が軒を連ね、2階部分に必ずと言っていいほどなまこ壁が施してあるのが印象的だった。

西今町(津山市)98・08・16 F8
駅の周辺では再開発事業が進められていた。そこを通り過ぎて西側に回るとまた古い町並みが現れた。銀行か何か店舗だったらしい凝った建物と古い商家の組み合わせにひかれた。洋館は1920年(大正9年)に土居銀行として建てられ、石造のように見えるが木造建築とのことである。

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