大阪府

藤田(とうだ)町(枚方市)

国道168号線を車で走っていて、田んぼの向こうにバランスの良い家並みがあるのを見つけた。狭い範囲だがいかにも豊かそうな入母屋造の農家が横一列に並んでいる。調べてみると藤田(とうだ)町という集落だった。

藤田町C(枚方市)    2014.11.07       36×51p
11月2日に終わった個展の後始末も前日に一段落し、この日はいかにも気持ちよさそうな秋晴れになったので、枚方市藤田町へ自転車でスケッチに出かけた。いつの間にか景色はすっかり秋の雰囲気。手前の田んぼは冬を前に荒起こしを終えており、その向こうの田んぼはヒコバエですっかり緑になっている。そこまで正直に描くことはないのにと思いながら、着色した。

藤田町B(枚方市)2013.11.16      25×41cm 
釈尊寺町でスケッチ後、その隣にある藤田町へ移動した。横長のスケッチブックを持っていたので、横長に広がる民家を描くことにした。左側から描き始め、途中まで進んだところで、家の右端が紙からはみ出ることが分かった。仕方なく手前の真ん中の小屋の屋根サイズを縮めて、なんとか家全体を画面に収めた。せっかくの試みが面白くなってしまった。

藤田町A(枚方市)05.05.09 36×51cm   ●
再度、藤田町へ。下の絵の右半分に焦点を当てた。このあたりの集落は入母屋造の民家が多く、しかも屋根の端にちょこんと煙出しが乗っているのが特徴である。先日来、入母屋造の民家をたくさん描いて、慣れっこになってしまった。

藤田町@(枚方市)05.04.15 36×51cm
自宅からは自転車で。周囲の田んぼでは農作業が始まっていた。レンゲが咲き誇っている田んぼが手前にあったので、珍しくピンクの絵の具を使ったが、画像ではほとんど分からない(原画はもう少しピンクが目立ちます)。

枚方市釈尊寺町へ
「近畿の旅2」(大阪、和歌山)の目次へ