奈良県  
 
 
  檜前(ひのくま)(明日香村)  
 
 
  檜前と書いて「ひのくま」という難しい読み方をする。近くにキトラ古墳がありほか、集落内には、渡来人・東漢(やまとのあや)氏の氏寺だった「檜隈寺(ひのくまでら)跡」があり、東漢の活動拠点であった。「古事記」や「日本書記」にもその名前が登場するほど古い歴史があるらしい。  
 
 
   
  檜前①(明日香村)19.10.23   36×51㎝   
  悠彩会展が終わり、厳しかった残暑も一段落したので、久しぶりにスケッチに出かける気分になった。行き先には春以来行っていない明日香を選び、初めて足を踏み入れる檜前という集落へ行った。この場所は、18年の悠彩会展でお目にかかり、その後Facebookなどでも交流しているO氏の作品で知った。幸いまだ稲刈りをしていない田んぼもあり、今年の”黄金色田んぼスケッチ”の締めくくりとなった。  
 
 
   
  檜前(ひのくま)②(明日香村)19.10.23   F6  
  檜前での1枚目を描いた場所では遠くに見える家並みと電柱の具合が感じが良いと思った。しかし、描いていくうちにその部分が画用紙からはみ出すことが分かった。そのため、稲刈りが終わった田んぼの畦に下りて、引き続き2枚目を描いた。2枚合わせて1枚の作品と考えることにする。  
 
 
  明日香村キトラ古墳あたりへ  
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