|
奈良県 |
|
|
|
|
|
飛鳥(明日香村) |
|
|
|
|
|
飛鳥集落は甘樫丘の東側に広がっている。飛鳥寺や蘇我入鹿首塚などがあり観光客の数も多い。飛鳥坐(あすかにいます)神社の鳥居のところから甘樫丘に向かう一本道に沿って大和棟を含む古い家並みが続いており、心落ち着くスケッチポイントである。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
飛鳥坐(あすかにいます)神社から(明日香村飛鳥)20.09.21 F6 |
|
|
秋の明日香スケッチの最後にもう1枚描こうと、飛鳥集落へ行った。飛鳥坐(あすかにいます)神社へ向かう道筋を歩いて行くと、何と道端で奈良でスケッチ教室を開いておられる竹居さんがスケッチしておられるではないか。聞けば「教室のスケッチ会のためのロケハンを兼ねてやって来た」そうである。私はいつもとすこし変わったアングルで描きたいと思い、神社の鳥居越しに飛鳥の家並みを選んだ。ところが描き始めてすこしすると、藪蚊の大群が体の周りにやってきた。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
飛鳥H(明日香村)16.09.12 36×51p |
|
|
飛鳥寺あたりで描いた後、飛鳥集落の飛鳥坐神社へ向かう通りへ行くと、「かこう会」のnoririさんが日向で描いておられる。その近くで何とか日陰を探して座った。この通りでは過去に何回も描いており、このページで確かめると、最初に描いたのは01年10月でである。古い家並みが残るこの通りも、その間にかなり変化している。この絵の右手前の空き地には以前ガソリンスタンドがあったし、その向こうの散髪屋さんがあった場所は火災とかで空き地になっていた。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
飛鳥I(明日香村)16.09.12 F6 |
|
|
飛鳥集落の飛鳥坐神社と甘樫丘を結ぶ通りに、簡易郵便局がある。入り口には杉玉も下がっているから、お酒も扱っておられ、このあたりを代表する旧家だと思う。古い写真をを見ると、この通りには大和棟のお宅がずらりと並んでいたようだが、今ではこの1軒だけしか見当たらない。いずれにしても目立つ存在なので、この日の最後のスケッチ対象に選んだ。15年前に初めてこの通りで描いたのも同じお宅だった。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
飛鳥G(明日香村) 2012.12.03 F6 |
|
|
この日は名残の紅葉を描こうと明日香に向かったが、思いのほか深い霧で遠望が利かない。仕方なく勝手を知る飛鳥集落でスケッチしながら霧の晴れるのを待つことにした。町並みの正面に甘樫丘が見え、頂上にまだ多少赤さの残る桜の木が並んでいる。スケッチを終わるころにようやく霧が消えて日差しが出た。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
飛鳥F(明日香村)2011.04.12 F6 |
|
|
この日は桜を描きに明日香へ行ったが、最後にいわゆる「古い町並み」を描きたくなって、飛鳥の集落へ。この一筋の通りが明日香では一番のお気に入りではあるのだが、最近のスケッチを見ると「出かけたついで」というものが多い。このポイントは02年に続き2回目である。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
飛鳥E(明日香村)09.03.26 36×51cm |
|
|
東西に走る1本の道で、西から、東からと何度もスケッチしている。今回のスケッチ場所は飛鳥坐神社の鳥居前。飛鳥Bとほぼ同じ構図である。甘樫丘の上の桜はもうすぐ開花するタイミングだった。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
飛鳥D(明日香村)08.01.10 36×51cm |
|
|
町並みスケッチでいつも悩むのが、画面で大きなスペースを占める近景の処理である。飛鳥寺の遠景をスケッチした後、飛鳥の集落へ入っていった。正面の飛鳥坐神社の森とその手前の家並みは魅力的なのだが、近景が難しい。ちょうど散髪屋さんがあり、その前に単車も止まっているので、これを近景に持ってくることにした。単車の主は仕事の途中にちょっと散髪をしているらしい。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
飛鳥E(明日香村)08.01.10 36×51cm |
|
|
飛鳥集落の真ん中に特定郵便局を兼ねている酒屋さんがある。大和棟造りの秀麗な建物なのでこれを入れてもう1枚描きたかったが、同じような構図の絵を2枚続けて描く気もしないので写真を撮り、雨予想の翌日の楽しみにすることにした。仕上げてから分かったことだが、上のDの絵に比べ飛鳥坐神社に数十メートル近づいたはずなのに、その森は逆に小さくなっている。人間の目とカメラの目の違いが歴然としていて面白い。人間の目は知らないうちに「望遠機能」を働かせているらしい。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
飛鳥C(明日香村)07.04.11 31×41cm |
|
|
甘樫丘の遠望を描いた後、飛鳥集落へ行った。何度もスケッチしたことのある集落なのでポイントの選択にちょっと迷ったが、飛鳥寺や岡寺の方向へ向かう道との交差点で描くことにした。西日を受けた白壁と赤いトタン屋根が印象的で、正面には飛鳥坐神社の森が茂る。この場所は道が狭いためバスが交差点を曲がれるよう、右側の土蔵の角を削り、その向かい側の民家を立ち退かせて道を拡幅している。しかしそのバスに乗客の姿はほとんど見られない。(気に入っていた赤い屋根のお宅は、09年3月に行って見ると、真新しい家に建て替わっていた) |
|
|
|
|
|
|
|
|
飛鳥B(明日香村)06.02.21 36×51cm |
|
|
この日は明日香村の八釣や稲渕へも行ったが、何だかその気にならず、結局飛鳥へ。飛鳥坐神社の鳥居の前に陣取った。村の人が次から次へとやって来られ、いろいろと話がはずんだ。韓国からの3人連れの観光客も。多分ほめていただいたと思うのだが、残念ながら??? |
|
|
|
|
|
|
|
|
飛鳥A(明日香村)02・02・16 36×51cm |
|
|
飛鳥の一筋の通りに風格のある建物が数多く並んでいる。日を改めて再び出かけた。2月とは思えない暖かな一日だった。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
飛鳥@(明日香村)01.10.08 F8 |
|
|
甘樫丘の上から飛鳥集落の家並みを描いたあと、逆に丘を見上げて描いた。この日、飛鳥坐神社の祭礼があり、子供みこしが絵を描いている横を通り過ぎていった。日暮れが迫り、提灯に火が入った。 |
|
|
|
|
|
飛鳥寺あたり(明日香村) |
|
|
「近畿の旅3」(奈良、滋賀)の目次へ |
|