奈良県  
 
 
  「藤の木」バス停辺り(奈良市中町)  
 
 
  奈良県下でのスケッチの行き帰りに、富雄川沿いの県道7号線をよく利用する。その時、砂茶屋という交差点のすぐ北にある「藤の木」というバス停辺りから眺められる家並みが、かねて気になっていた。小さな丘陵地をバックにして伝統的な住宅が建ち並んでいるというだけの風景だが、何となく魅力的に感じていた。  
 
 
   
  「藤の木」バス停付近(奈良市中町)17.04.19     28×46  
  郡山城でのスケッチを切り上げ、帰宅途中に「藤の木」バス停辺りでもう少しスケッチすることにした。ここの家並みが気になっていたが、わざわざ出かけるほどのこともないので、いいチャンスだと思った。帰宅後、地図で調べると周辺のかなり広い地域が「奈良市中町」といういかにも特徴のない地名だった。しかし集落内に「藤の木南垣内集会所」というのがあるので、以前はそういう地名だったのだろう。横長特殊サイズのスケッチブックを使ってみた。  
 
 
   
   「藤の木」バス停付近②(奈良市中町)17.04.19     28×46   
  車を止めさせてもらった集落の駐車場まで戻ってみると、遠くに生駒山の姿がみえる。手前の山の緑がいかにも綺麗なので、その組み合わせでもう1枚描いた。右手にお寺の屋根が見え、それも入れたら変化のある家並みになると思ったが、横長特殊サイズのスケッチブックなのに、なお紙の幅が足りなかった。  
 
 
   奈良市秋篠寺あたりへ  
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