奈良県

大平尾(おおびらお)(奈良市大平尾町)

奈良市東部の山中にある大平尾は茶畑が散在し、大和茶の産地らしい。この集落についてネットで検索したら、大柳生村史に載っている話として「松永弾正久秀の奈良多聞城が織田(信長)の軍勢に攻略された時、敗残の武士20騎が春日山を越えて大平尾の土地に土着した」とあった。

大平尾(おおびらお)(奈良市大平尾町)    2015.01.24       25×41p
この日はよく晴れて暖かそう。「気分転換にスケッチにでも行ったら」というFさんの”声援”に背中を押されてスケッチに出かけた。行先には奈良にお住いの歩さんが最近描かれた奈良市大平尾という場所を選んだ。奈良市の東側の山は深いが、地図で見ると大平尾は春日大社のちょうど真東にある。南部の白毫寺近くをすり抜け、月ヶ瀬や柳生に向かう県道を延々と走った場所に、歩さんの絵で確認したのと同じ風景があった。見事な大和棟のお宅があった。

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