奈良県

山辺の道・乙木(天理市乙木町)

日本最古の道と言われる山辺の道は奈良から桜井市三輪まで国道169号線にほぼ並行して続いている。天理市の石上(いそのかみ)神社から三輪の大神(おおみわ)神社まで、史跡などをたどりながら歩く人も多い。沿道には神社や古墳などとともに由緒ありそうな集落が次々に姿を現す。乙木(おとぎ)もそんな集落のひとつである。

乙木B(天理市乙木町)2013.02.28        F6
竹之内環濠集落でスケッチ後、山辺の道をほんの少し北へ歩き、乙木へ行った。この日はとても天気がよく、だいぶ日も長くなってきたので、もう1枚欲張って描いた。近所の人が「家の中にいるより外の方が暖かいねえ」などと話している。この絵の突き当りのところを山辺の道が南北に通っている。

乙木A(天理市乙木町)06.01.08         36×51cm
冬晴れに誘われ「描き初めをしよう」と山辺の道方面を目指したが、奈良県に入ったとたんに空は曇り、時々雪がパラつく始末。乙木でスケッチブックを広げたが、とても寒く、それが理由でもないが、年初めから暗〜い絵になってしまった。寒さにもかかわらず、山辺の道をたどる人の数は多かった。

乙木@(天理市乙木町)03・04・06         F8
この日は環濠集落として有名な竹之内へ行った。しかし期待したほど環濠集落らしくないので、すぐ北側にある乙木で「山辺の道」の道端に椅子を置いて描いた。絵を描いている横を次から次へと、この道をたどる人たちが通り過ぎて行った。

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