|
奈良県 |
|
|
|
|
|
矢田寺(大和郡山市矢田町) |
|
|
|
|
|
「矢田寺」は大和郡山市市街地から真西へ行った矢田丘陵の中腹にある。「あじさい寺」とも呼ばれて、花のシーズンには大変な人出らしい。高野山真言宗の寺院で、正式の寺号は金剛山寺(こんごうせんじ)という。正月4日に初詣もどきでここを訪ねたら、周辺の集落も含めて絵になりそうなポイントがたくさんあった。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
矢田寺あたりB(大和郡山市矢田町)2014.06.19 F6 |
|
|
矢田寺の近くに見事な棚田があったので、今ごろなら田植が終わった田んぼが描けるのでないかと思い行ってみた。矢田寺へは1月と3月に2度出かけたが、その時はもちろん田んぼに水が入っていなかったから、棚田を下から見上げた構図で描いた。ところが、今回行ってみると、稲を植えている田んぼはほんの一部だけで、あとは畑として利用されているらしく、「見事な棚田」というわけにはいかないことが分かった。仕方なく、冬と同じように下から見上げた構図で描いた。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
矢田寺参道(大和郡山市矢田町)2014.06.19 F6 |
|
|
矢田寺の境内はアジサイ満開のタイミングなので、冬に来た時とは違い、参拝客が多い。集落の駐車場にもガードマンがいて物々しい。ただ「アジサイの咲き誇るお寺」というテーマは、多分私にはほほえんでくれないと思うので、せっかくここまで来たにもかかわらず境内へは入らず、参道風景を描くのにとどめた。参道の木陰に座っていると、ガードマンや参拝客、地元の人などが「せっかくのアジサイシーズンなのに、こんなところでスケッチ??」という目で見て通った。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
矢田寺あたりA(大和郡山市)2014.03.16 36×51cm |
|
|
1月に出かけたばかりだったが、この風景が気に入り、また出かけ、下の@の絵とまったく同じ場所から描いた。今回の絵は家並みの切り取り方を少し変えたこと、右端に桃の花が咲いていることが違うだけである。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
矢田寺への道(大和郡山市)2014.03.16 F6 |
|
|
1月に訪問した時、まず矢田寺の僧坊の塀を描いたが、今回も反対側から同じ塀を描いた。少し崩れた漆喰壁というのはいかにも絵になり題材である。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
矢田寺の僧坊(大和郡山市矢田町)2014.01.14 F6 |
|
|
自宅から比較的近いので、暖かそうな天気だった日に改めてスケッチに出かけた。「お寺は描かない」などと言っていたが、ネタ切れ状態なので、この際、宗旨替えである。本堂へ向かう車道に沿った土塀が多少傷んでいる。こう言ってはお寺の関係者に申し訳ないが、いかにも絵になる崩れ方である。陽だまりの道端に椅子を置いてスケッチした。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
矢田寺あたり@(大和郡山市矢田町)2014.01.14 36×51cm |
|
|
「矢田寺」境内南側の傾斜地にいかにも風格のある家々が並ぶ集落がある。地図で調べると「矢田町」という広い地域を指す地名が表示されているだけで、詳しいことは分からない。矢田寺は1300年の歴史があるというから、多分、それに近い歴史がある村であろう。その家並みをどこから描こうか思い悩み、日当たりと構図を天秤にかけながらうろついた結果、車参道に1ヶ所だけ日当たりが良い場所があるのを見つけた。改めて家並みに向かい合うと、棚田の真ん中を下ってくる坂道の感じが良い。 |
|
|
|
|
|
スケッチした場所からはこんな家並みが見えた。左側から順番に描いていったら、半分描いたところで紙がなくなった。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
矢田寺(大和郡山市矢田町)2014.01.14 F6 |
|
|
陽が傾いてくるとさすがに寒さが厳しくなる。もう引き揚げようかと思ったが、寒い季節はなかなかスケッチに出かける気分にならないので、せっかく出かけた機会にもう1枚欲張って描くことにした。ちょっと迷ったが、参道に座って本堂を眺めるというオーソドックスな構図を選んだ。 |
|
|
|
|
|
松尾寺へ |
|
|
「近畿の旅3」(奈良、滋賀)の目次へ |
|